冷蔵庫2015年モデル検証シリーズ④〜東芝 FMシリーズ・華紬『GR-J610FM』王道保守の裏に職人技術編! (1/8ページ)
2015年モデル「冷蔵庫」特集、前回のパナソニック編の次は日本を代表する保守派メーカー・東芝による和の美しさあふれるテクスチャーと大容量、中段にある野菜室が特徴の『FMシリーズ・華紬 GR-J610FM』(市場予想価格 税込約342,000円・2015年10月発売)を検証する。※冷蔵庫選び全般の予備知識はこちらを参照してほしい。
■野菜室は真ん中がいい〜東芝が守る真の意味でのコンサバティブ
東芝(TOSHIBA)と聞いてどんな企業イメージを思い浮かべるだろうか。長年「サザエさん」のスポンサーを務める保守的な家電メーカー。それが記者の持っていた東芝へのイメージだったが、今回の取材を通じて、その思いはさらに強まった。
もちろんそれは悪い意味では全然ない。パッと目を惹くような新機能で勝負するわけではないが、さながらいぶし銀の名俳優が演技と感じさせない名演技をするように、さりげなく寄り添ってくれる。こちらから冷蔵庫の最新機能に合わせる必要は一切無い。日々の相棒としてキッチン作業をアシストしてくれる使いやすい冷蔵庫。そのもっとも象徴的な機能といえばやはり、「まんなか野菜室」である。
その昔、15年ほど前までは、どのメーカーの冷蔵庫も野菜室を真ん中(中段)に配置していた。月日は流れ、現在は東芝だけが「まんなか野菜室」をキープしている(※シャープ製一部機種に例外あり)。