ゲームクリエイターが否定するゲーム製作にまつわる10の説 (2/10ページ)
どのプロジェクトでも、3から6カ月間「crunch」状態で働かされ、これが業界の「ふつう」だと認識されている。
家族持ちの人や高齢の製作者は、普段から馬鹿みたいに長くて最後には数カ月「crunch」状態になる、この「ふつう」の仕事のペースが維持できないからいつも差別されているんだ。
ゲームへの「情熱」で低い給料を受け入れろと言われ、ゲームを完成させるために健康と家族を犠牲にする......そんな中でゲームに1つバグが残っているだけで、もしくは期待した要素がゲームになかったというだけで、怠けもの呼ばわりされるわけだ。馬鹿げているよ。
■間違い2:ゲーム製作は簡単
これについては、ヤギ・シミュレーターこと『Goat Simulator』で知られる、Coffee Stain Studiosのアルミン・イブリサジクさんがこう語っています。
一番の誤解は、ゲーム製作にかかる時間と労力についてだと思います。
FPS/タワーディフェンスゲーム『Sanctum 2』に携わったときのことを話すと、『Sanctum 1』ではサーバーブラウザーから手動で好きなマップを探さないといけませんでしたが、『Sanctum 2』では人々にマップを選ばせて、マッチメイキングを使い、同じマップで遊びたい他のプレイヤーが参加できるようにしました。簡単で便利になったと思いませんか?
しかし、プレイヤーたちはそれでもサーバーブラウザーも望んでいて、フォーラムにはそんな声が絶えずありました。一人のプレイヤーは「『Sanctum 1』ではサーバーブラウザーがあったんだから、その時のコードを『Sanctum 2』にコピー&ペーストできないのか?」なんて書いていましたが、こんちくしょう! 別のゲームから単純にサーバーブラウザーをコピー&ペーストなんてできないんだよ!
この「ゲーム製作は簡単だ」という説は「開発者は怠けもの」という説と関連しています。