いっそすがすがしい史上最低のゾンビ映画10選 (10/11ページ)

Kotaku

しかし、オリジナルとは随分内容が異なります

脚本は『ファイナル・デスティネーション』シリーズのジェフリー・レディックで、監督は『13日の金曜日 PART2』&『PART3』のスティーヴ・マイナーです。

低予算で十分上質なホラーを作る方法を知っている2人が作って、どうしてこんなことに!? と驚きを隠せないほど陳腐で、お粗末の一言。


■『ゾンビの秘宝』(1981年)

2ombieboyより


どんなテーマにも加えられる「ゾンビ」ですが、本作ではお宝探しとゾンビが混ぜ合わされています。しかし、全く上手くいっておらず、結果的に「映画鑑賞という名の拷問」を経験させてくれる作品として有名になりました。

砂漠に隠されたナチスドイツのお宝を探す人々を迎えるのは、ナチスゾンビ(ナチスゾンビというコンセプトはB級ゾンビ界のお気に入りのようです)で――というストーリーがつまらない、さらにはキャラクターの設定が弱くて感情移入できないという愚痴はまだまだマシな方です。

本作は画質が最悪で、後半になると暗くて何が起こっているのかが見えません。さらには音声も悪くてうるさい......。ちょっと迫力の戦闘シーンがあると思えば、イタリア映画の『バトル・コマンド/熱砂の大作戦』からシーンをカットして貼り付けただけという、やっつけも堪能できます。

監督はB級映画作りで有名なジェス・フランコ。

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