いっそすがすがしい史上最低のゾンビ映画10選 (7/11ページ)
フランスらしい情緒が描かれている、なんとも美しいシーンで、思わずウルっときてしまうかもしれません。
■『ゾンビ4』(旧題『人喰地獄 ゾンビ復活』、1988年)
相変わらずしょうもない映画を作り続けるクラウディオ・フラガッソ(クライド・アンダーソン)監督のマカロニゾンビ映画。原題は『After Death』で、日本でビデオリリースされた際には『人喰地獄 ゾンビ復活』というタイトルだったのですが、DVDのリリース時には『ゾンビ4』というタイトルに変更されているという非常に紛らわしい作品です。
『ヘアスプレー』や『セシルB シネマウォーズ』で知られるジョン・ウォーターズ監督が「ポルノ界のケーリー・グラント」と評するゲイのポルノスター、ジェフ・ストライカーがチャック・ペイトンの名で初主演していることでも知られています。
ガンの特効薬の開発に挑んでいる研究者たちが、ガンに侵されてしまった司祭の娘に薬を投与するものの、娘は治療の甲斐無く死亡。司祭は激怒し、ブードゥー教で妻を地獄へ向かわせ、ゾンビをよみがえらせようとします。
司祭の暴挙を止めようとする研究者たちが洞窟にやってきて司祭を殺しますが、すでにゾンビ化していた司祭妻が次々と襲います。どうにか逃げ延びたのは幼い少女だけ。そして物語は20年後に飛び、生き延びた少女が仲間とともに再び島に戻ってきたところをゾンビに襲われます。