【現代医学】すごく腹が減っているときに食べると死ぬ危険アリ / 戦国時代に「兵糧攻め」で大量の餓死者 (5/8ページ)
Q: 餓鬼のお腹がポッコリ出ているのは何故?
A: あれは『クワシオルコル』という栄養失調状態で、タンパク質が極端に不足した場合、主に子供に起こる症状です。手と太腿は細いのに膝下からむくみ、お腹がポッコリ出ている状態となります。身体は痩せているのに何故お腹だけ出るのか? それには2つの理由があります。
1つ目は『腹水』。血液中のタンパク質が薄くなると血管から水が染み出し、浮腫や腹水の原因となるのです。2つ目は『脂肪肝』による肝臓の肥大です。栄養失調なのになんで脂肪肝?脂肪肝といえばメタボなオヤジじゃないの?と思われるかもしれませんが、肝臓から脂肪を運び出すタンパク質が不足するため肝臓に脂肪が溜まりっぱなしとなり、栄養が無いのに脂肪肝になってしまうのです。ちなみにエネルギーが全般に足りない場合はガリガリの『マラスムス』という状態となります。
Q: 脳みそって食べられるの?美味しいの?
A: 人間も動物ですので、倫理観を置いておけば食べられます。サメや肉食獣に食べられることもありますしね。脳の組成は脂質60%、タンパク質40%ですので栄養源としては優秀です。柔らかそうなイメージがありますが、どれくらいの硬さか脳外科医に聞いてみました。『玉子豆腐』だそうです。これは食べやすそうですね。味が美味しいかどうかは知りませんがサルの脳みそは一部の国で珍味とされており、その味は『白子』に似ているとのこと。ただし、脳を食すことはプリオン病に感染する可能性もありますのでサルや羊でもあまりオススメいたしません。
Q: 飢餓状態からイキナリ食べると死ぬって本当?
A: 実は死ぬ可能性があります。鳥取城で経家の切腹を受け入れ、城兵・村民を許した秀吉は大釜で粥を炊いて振る舞いました。飢えでフラフラになった者達は目の前の粥を貪り食い、急に食べ過ぎたためせっかく生きながらえた者も多くが死んでしまったと伝わります。