もう二日酔いなんてしない!医師が教える悪酔いしないお酒の呑み方 (3/10ページ)

Doctors Me

二日酔いになりやすい人となりにくい人の違い
二日酔いのなりやすさは遺伝で決まる?
アセトアルデヒドを人体に無害な酢酸に変換するときに、主に働く肝臓内の酵素、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の個人差にあり、遺伝的にその強さが決まっていて全く機能していない人もいます。

今のところ、そのアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)は19種類が知られていて、主に関与するのはALDH1、ALDH2、ALDH3の3種です。

特にALDH2で大きな個人差・能力差が存在し、 その活性が弱いと二日酔いや悪酔いをしやすくなります。

ALDH2を作り出す遺伝子には、酒に強い、いわゆるアセトアルデヒド分解能力が高いとされるN型(ALDH2*1)と、突然変異で分解能力が低下したD型(ALDH2*2)の2種類があります。

3パターンのアセトアルデヒド分解能力
1:酒に強い人=アセトアルデヒド分解能力の高い人(NN型)

2:酒に弱い人=アセトアルデヒド分解能力の低い人(ND型)

3:酒が全く飲めない人=アセトアルデヒド分解能力が乏しい人(DD型)

基本的な「お酒に強い・弱い」といった体質は受け継いだ遺伝子で決定されてしまっているのです。そのため、お酒に弱い遺伝子を受け継いだ人は「二日酔いになりやすい体質」となります。

また近年の研究では、ALDHのタイプのみならず、肝臓内においてアルコールがアセトアルデヒドに変換される際に働くアルコールデヒドロゲナーゼ (ADH) のタイプとの組み合わせによって、二日酔いのなりやすさやアルコール依存症やアルコール由来の各種疾患にかかってしまう確率が変わることが分かってきています。
「もう二日酔いなんてしない!医師が教える悪酔いしないお酒の呑み方」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る