83歳筆者が再び考える「人工知能」...恐ろしいのは「AIの暴走」か、それとも? (2/8ページ)

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以下は、専らnikkei BP netの記事や関連する、主としてインターネット上の情報を参照しながら、書籍その他から筆者が得た知識を織り交ぜながら、その考えを纏めたものである。

ディープラーニングの手法を取り入れた、AIの成果としてよく知られたところでは、1997年に当時のチェスの世界チャンピオンが、IBM製のスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」に負けて、2016年の春、囲碁の欧州チャンピオンが、GoogleのAI「アルファ碁」に負けた、という事実である。

このままでは、どんなゲームや勝負もAIの一方勝ちになってしまうのでは...、と考える人が多いかも知れない。

しかし、実際はそうでも無いらしい、少なくとも今の段階では...。

というのは、意外にも、ポーカーとか、麻雀のように、相手の手が伏せられたまま進行するゲームや勝負では、まだまだ人間には敵わないらしい。

つまり、碁やチェスでは対戦中、相手の手も全てオープンにされているので、そのデータや情報を取り込んで凄いスピードでそれらを解析し、対応することが可能なのに対し、ポーカーや麻雀ではそうはいかないらしい。

しかし、これだって、後から、この局面では、隠されていた人間の手の内がこうであった、というような莫大な数のデータを蒐集、解析することにより、こんな局面では、人間は、こんな手を使うことが多いだろう、という推論に到達しさえすれば、今後どんなことになるか?それは予想がつかない。

ディープラーニングというのは、人間の方(ほう)から、どんな範囲で情報やデータを集め、どんなルールで、それを解析すればよいか?の方針を予めコンピュータには与えること無く、AIシステム自体に、最初から、そのやり方まで任せるもの、と解釈出来る。

従って、そうなると、人間なら常識や社会通念として回避するのが、当然である筈のルールや考え方に対する配慮など、AIにしてみれば、最初から、その考え方の中には存在し無いので、結局、目的のためには、手段を選ばず、どんなことでもやらかしてしまう危険性がある、と想像される。このことについて、警告を発している著名人たちが居る。

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