脳梗塞は夏にも起こる?! 初期症状や夏場の対策を要チェック! (6/8ページ)
しかし、2002年から2008年にかけて脳卒中を46,000例にわたり調査した結果では、脳出血とくも膜下出血は秋から冬が多く、脳梗塞全体(軽症から重症まで全てを含む)は季節変動があまりなく、ラクナ梗塞のように細い血管が詰まる脳梗塞では冬だけでなく夏にも多いという結果が出ました。*2
全体の件数から考えると脳梗塞が占める割合が多いので、脳卒中は1年中いつでも起こりやすい、と言えるでしょう。
夏は「脱水」に注意
脱水により血液が濃くなると血栓ができやすくなり、血圧が下がることで心臓より上にある脳は血液が行き届きにくくなります。
夏は汗をかきますので、しっかり水分補充をしていないと脱水になりやすくなるので要注意です。エアコンが効いて乾燥した部屋では、汗をかいた実感がなくても水分が肌から失われて脱水になりやすいです。
また、アルコールや清涼飲料水やコーヒーなどに入っているカフェインも利尿作用があり、水分が失われて脱水になりやすいとされています。
夏場の脱水の予防には意識的に水や白湯を飲むことが第一です。運動などで大量に汗をかいたときは水分と同時に塩分も失われるので、スポーツドリンクを3倍くらいに薄めたものや、経口補水液を飲むのも良いでしょう。