「淑女の黒歴史手帖」 第三回 生湯葉シホの黒歴史 (3/8ページ)
唯一の友人・サエコちゃんと交換ノートをしていた時も、好きな男の子に対する気持ちがおさまり切らなくて交換ノートなのにひとりで30ページ書いたりとか。
—それは、サエコちゃん、びっくりしたでしょうね。
●二頁、新藤晴一と結婚するためのポエムノート
—生湯葉さんはポルノグラフィティの熱狂的なファンとしても知られています。ポルノはいつ頃から好きだったんでしょうか。
中1の時、サエコちゃんからCDを借りたのをきっかけに、数ヶ月でドハマリしました。特にギターの新藤晴一さんがめちゃくちゃ好きで、人生の目標が「晴一と結婚すること」だったんです。
—結構、本気のやつですか?
リア恋です。私立の女子校に進学したので、友達もできず、どんどん晴一のことしか見えなくなって。「晴一と結婚することでしか自分は救われない」と思っていました。このノートには晴一の歌詞と、自分の詩が交互に書いてあるんです。
ポルノグラフィティ・新藤晴一さんの歌詞と生湯葉さんの詩が交互に綴られたノート
—まるで、交換ノートみたいですね。
晴一の歌詞をひとつ書いたら、自分の詩をまたひとつ書くのが礼儀だと思っていて。
—礼儀……ですか。最後のページまでぎっしり書いてあります。
これを書き上げないと晴一と結婚できないと思っていたんです。やはり、彼はミリオンセラーの曲の歌詞を書いているわけですから、それに追いつくためにはノート一冊分くらい終わらせないでどうする! みたいな。
—突然スポ根ですね……。