「淑女の黒歴史手帖」 第三回 生湯葉シホの黒歴史 (6/8ページ)

ViRATES

時報を聞きながら、発売開始時間になった瞬間に複数台のパソコンで取りました。

—6人体制。

ライブ当日の帰り道では、半年間集めた情報を巧妙に小出しして。「●●、好きなんです」「え! 俺も!」みたいな感じで話も弾み、わりと簡単に付き合えました。

—完全に策士ですね。

仕込みましたね。

—他にもあるんですか?

その後、大学の先生のことを好きになって。授業終わりの飲み会の幹事を自ら引き受けて、靴を脱いで上がる店に決めたんです。

—ほう。

その先生がいつも1番最後に帰る人だったので、わざとニーハイブーツみたいな履きづらい靴を履いていって、時間を稼いでふたりになれるようにしました。履くのを手伝ってもらって、「今度、ご飯しませんか?」って誘って。

—プロだ……。

●五頁、ナンパ師との交際

シホさん22歳頃。ナンパ師と交際していたCanCam系時代。 

—恋愛系、豊富ですね。ちょっと変わった交際経験とかもありますか?

歌舞伎町でナンパすることを日課にしているナンパ師と付き合っていたことがあって。

—えっ。意外。出会いはナンパですか?

そうです。付き合って半年くらい経ったころ、突然、歌舞伎町の真ん中で土下座されて、免許証見せられたんです。「俺、本当はこうなんだ」って。名前も、年齢も、出身地も、勤務先も、全部嘘だったんです。

—相当ショッキングですね。

今まで言っていたのは全てナンパ用の虚偽プロフィールだったんですけど、付き合い始めてみたら、ちゃんと仲良くなってしまって、耐えられなくなっちゃったみたいで。

—ちょっとかわいいけれども……。

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