【召喚連載】メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 / 第5回「大日本帝国の終焉」について悪魔と語る (4/10ページ)
日本がここから手を引くということは、国家が滅びる危機を伴っていた」
アンドラス「中華民国も満洲を欲っしていタァ~! それまでの支配者である満洲人を毛嫌いしていたのにナァ!」
大司教「逆に満洲では五民族の協和という政策が取られた。満洲、日本、中国、モンゴル、朝鮮、どの出身でも自分が耕せばその土地が与えられ、国民になれた」
アンドラス「ガァァァァア! くっそ甘い理想主義をそのまま実現しおった。反吐が出そうだガァ! しかし所詮は日本の植民地ではないのガァ!?」
大司教「清の最後の皇帝溥儀(フギ)が皇帝となり、役人も警察も現地人が採用された立派な独立国だ。日本の保護国として外交権と軍事力だけは持たされなかったが、白人国家に侵食されぬためには必要なことだった」
アンドラス「確かに……当時中国でさえ国土の半分は実質的に列強が植民地化していて、中華民国が支配できていたのは限られた地域でしか無かったナァ~」
大司教「なぜ彼らは白人と戦おうとしなかったのだろう」
アンドラス「アヘン戦争で敵わないと尻尾を下ろしたのダァ! だからまずは生意気な日本を追い出そうとした! これなら白人も手を貸してくれる!」
大司教「直接助けたのがドイツとアメリカだったな」
アンドラス「お前たちの歴史では、盧溝橋事件をきっかけに日本が中国に攻め込んだことになっているダロウ? ダガシカシ、事実は違う。事件の後に小競り合いがあったが、腰抜けの日本は懸命に戦争回避を画策していたのダァ!! 避けられないのだから、とっとと戦争しちまえば良かったのにナァ!」
・上海総攻撃!
大司教「では、なぜ日本が紛争の不拡大を取ったのに、戦争に発展したのか?」
アンドラス「まずは国内の世論ダァ~。