嫌いなものとの距離の取り方を大切に。音楽レーベル『カクバリズム』社長・角張渉が伝えたいこと #好きなことで、生きていけるの?Vol.4 (5/12ページ)
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音楽レーベル『カクバリズム』社長・角張渉が伝えたいこと #好きなことで、生きていけるの?Vol.4">(カクバリズム所属のSAKEROCK)
具体的に「この仕事でやっていこう」って思ったきっかけとしては、2004年に出したファーストアルバム『YOUR SONG IS GOOD』が1万枚以上売れたときでした。「もっとこういう音楽を求めるリスナーがいて、求められるバンドがある」と思ったんですよね。
そのあと、2005年にSAKEROCKが加入してきてくれて、そこからはもう自分ひとりのことじゃないし、「これをしっかりやっていきたい」って感じでしたね。26〜27歳のころですかね。
こう見えても一応って感じですけど、25歳になったときぐらいから、30歳ではレーベルがこのくらいになっていたらいいな……っていう漠然な目標は、自分の中で決めていました。そのためにアーティストに「今年は何枚アルバムつくって!」とかはなかったですけれど、ワンマンとどこかでやるとか、以前のレーベルや自分にはできてないことを30歳までにはとか決めてましたね。

ーーひょっとしたら大学生にとって「好きなこと」も「嫌いなもの」を明確に決めるってことはむずかしいのかも知れないなって思います
まあでも、そんなもんじゃないですかね、僕も大学生のときはそうでしたよ。
僕、東京経済大学出身で、東京経済大学って有名な上場企業とかではなくてごく普通の企業に就職するのであれば、まあ就職率がいい大学なんですよ。そうなると、クラブとかライブハウスに一緒に行っていた友達が、大学4年生になった途端に軒並みちゃんとした就職先に決まっていくんですよね。