発生50年「三億円事件」現場のいま あの日この場所で、犯人は何を考えたか (5/9ページ)
赤丸付近が第3現場
当時は1200坪にも及ぶ空き地だったそうだが、現在は所狭しと人家が立ち並び、道路も舗装されて様変わりしていた。車が停められる小規模な駐車場もあったものの、当時白バイが停められていた場所とは無関係だろう。

狭い路地ながら舗装されている

やや広い空き地は駐車場となっていた
しかし、今回改めて事件の経緯を調べて気になったのは、犯人がこの現場に緑色のカローラをそのまま放置したことだ。単独犯行説を補強する根拠にはなるが、素早くカローラを降りてニセ白バイに乗り換え、現金輸送車に追いつくという綱渡りのような行動が用意周到な犯人像には不釣り合いで、真相は闇の中である。

白バイが発進した路地から学園通りを望む。犯人が50年前に見た光景はどんなものだっただろうか
国分寺跡「第2現場」で輸送車を捨てた?
強奪された現金輸送車は武蔵国分寺跡の広大な土地に遺棄されていたのを当日に発見された。ここで逃走用のカローラに乗り換えたとみられているが、別の場所で現金を積み替えた可能性も指摘されている。ここまで来ると府中市ではなく国分寺市の市域になる。