発生50年「三億円事件」現場のいま あの日この場所で、犯人は何を考えたか (4/9ページ)
半世紀前は何を見ていただろうか">
エレベーター試験塔。半世紀前は何を見ていただろうか 
現金輸送車が走ってきた国分寺街道
また国分寺駅北口付近にあった、現金輸送車が出発した日本信託銀行国分寺支店は、現在は全く別の建物になっている。

写真右手付近に国分寺支店があった。東芝社員の給与は毎月この国分寺支店もしくは写真左手の三菱銀行(現UFJ銀行)から運ばれており、事前に偵察されていたのではと推測されている
白バイを用意した「第3現場」
三億円事件にまつわる現場はここだけではなく、捜査で明らかになっているだけでも3つの痕跡を残した。まず白バイ警官に変装した犯人が犯行直前まで待機していたと推定される通称「第3現場」がある。
現場となった学園通りの国分寺街道寄り、北に延びる路地を入った空き地に、事件発生直前までシートがかけられたバイクと、緑色の不審なカローラが出入りする様子が目撃されていた。カローラは現金輸送車の監視用で、ニセ白バイはここから発進したとみられている。

現金輸送車走行ルート(青)とニセ白バイの推定走行ルート(赤)の位置関係。