科学的にあり得る可能性が高い、10種の地球外生命体 (2/10ページ)
珪藻は海で毎年60億メートルトンものシリコンを利用しつつ、地球の酸素の2割を作り出している。
したがって、ほかの惑星における生命の初期段階にシリコン生命体が誕生し、その星の大気を酸素に変えて、生命のさらなる進化を支えるということもあり得る話なのだ。
・9. ヒ素生命体
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ヒ素は代表的な毒物である。しかし、科学は、その毒物が複雑な生体分子に組み込まれることもまったくあり得ると考えている。
ヒ素生命体の論拠は、その化学特性が地球の生命が持つDNAの主要な部品であるリンと似ていることだ。
それどころか、現在リンがDNAの中で果たす役割を、初期の地球ではヒ素が担っていたと示唆する研究もある。
微生物が海の岩石からリンを吸い取れるようになる以前の生命の初期段階において、熱水噴出孔の近くに住む生命にとって、ヒ素はずっと身近なものであった。
高度な生命にとってはヒ素よりもリンのほうが効率的な化学物質であるが、初期の単純な生命にとってはヒ素で十分だったはずだ。
このように考えると、異星の海にヒ素生命体が潜んでいる可能性は十分ある得るのだ。