科学的にあり得る可能性が高い、10種の地球外生命体 (3/10ページ)
・8. アンモニア生命体

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地球の生命にとって水は不可欠だ。生物の中におけるほぼあらゆる化学反応に溶媒となる水が必要だからだ。この点において、人間だろうと、目に見えない微生物だろうと変わりない。
だが、水の代わりがあるという説がある。
生命が水以外の物質で存在するためには、その物質が液体でいれる温度の範囲が非常に広いか、その環境において年間を通してほとんど気温が変化しないかのどちらかが必要になる。
たとえば水が液体で存在できるのは0~100度であり、100度の範囲がある。
一方、アンモニアはマイナス77.7~マイナス33.3度で、44.4度というかなり広い範囲で液体のまま存在できる。
それでは生命には寒すぎると思うかもしれない。だが、地球よりはゆっくりだったとしても、必要な化学反応はきちんと生じるだろう。
化学反応の溶媒にアンモニアを利用する生命は、水を利用する生命よりは代謝が遅く、進化もゆっくりだろうが、寿命は長いことだろう。