ネットのトレンド研究から、「やさしい世界」を作りたい-武蔵大学・粉川一郎教授の研究 (4/11ページ)

学生の窓口

――それはすごいですね!

粉川教授 「藤沢市市民電子会議室」は、その後20年続くことになりますが、このプロジェクトをたまたま見ていらっしゃった三重大学の先生から「似たようなことを三重県でやるから手伝ってくれない?」と言われました。

それで行ってみたら、三重県のNPOを電子会議を使って支援しようというプロジェクトで、特に三重県の環境NPOを支援するものでした。

私は環境科学研究科というところを出ていますので、親近感を持ってプロジェクトに携わっているうちに、三重県のNPOとか市民活動に関わり合いを持つようになりました。

当時はあまり行われていなかったNPOの評価、それをやらなきゃいけない よねって言いだしたら、それに賛同する仲間が出てきて研究・実践することができたんです。

――それまではそのような研究はなかったのですか?

粉川教授 NPOの評価は大事だといわれていたのですが、ほとんど手が付いていなかったのです。

ですから三重で私が取り組んだ「評価みえ」の活動は学会でも大変に注目していただけて、その辺りから私は「NPOの研究者」に変わっていっちゃった んですよ。

※1
粉川一郎教授の著作
・『パブリックコミュニケーションの世界 (叢書・現代の社会学とメディア研究)』(2016年)
http://ur0.biz/BleW
・『社会を変えるNPO評価―NPOの次のステップづくり』(2011年)
http://ur0.biz/9zwA

※2
NIFTY-Serve
ニフティ株式会社が運営していたパソコン通信サービス。

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