虚無僧ファッションが何故、江戸庶民に受け入れられたのか?鈴木春信の魅力 その5パート3 (5/6ページ)
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初代尾上菊五郎と初代佐野川市松の二人虚無僧 大判紅摺絵 石川豊信筆
出典:国立博物館所蔵品統合検索システム
こちらの作品も兄十郎と弟五郎の二人の虚無僧姿が描かれています。両方とも柔らかな線で、鈴木春信の画風に似ています。それもそのはず、一枚目の作者「一筆斎文調」は“美人画”で鈴木春信の影響を受けたと言われ、二枚目の作者「石川豊信」は鈴木春信に影響を与えたと言われる人物なのです。
それにしても虚無僧の衣装は派手。それは歌舞伎の舞台での衣装だからです。しかし筆者がこの着物着てみたいと思うように、江戸時代の人も憧れたのではないでしょうか。