シリアルキラーの心の闇に迫る、 伝説のFBI特別捜査官が使った10のプロファイリング・テクニック (5/10ページ)

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 「そいつのせいで、俺たちゃ全員、女8人をトンビに油揚だぜ、不公平だよな?」

 するとスペックは笑って、「イカれてやがる。そこのところが、俺とお前の違いだぜ」と話し、それから質問に応じるようになった。

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一晩で8人を殺害したアメリカの殺人犯、リチャード・スペック / wikimedia commons

・5. 嘘に対処する術を身につける

 せっかくの面談だというのに、シリアルキラーの嘘に振り回されるのはゴメンだろう。

 レスラーとダグラスが面談した連中の多くには死刑判決が下されているが、それでもなお彼らは想像力をたくましくし、状況をコントロールしようと試みている。要するに、シリアルキラーには夢想家が多いのだ。

 1970年代のニューヨーク市で6人を通り魔的に射殺したデビッド・バーコウィッツという男は、面談で近所の犬に取り憑いている3000歳の悪魔に人を殺すよう強要されたと主張していた。

 だがダグラスは相手にせず、「おい、デビッド、嘘をつくな、犬は関係ない」と告げた。バーコウィッツは笑って頷くと、犯行の動機を語り出した。
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