シリアルキラーの心の闇に迫る、 伝説のFBI特別捜査官が使った10のプロファイリング・テクニック (9/10ページ)

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・1. 1人で面談をしない

 「ナチュラルボーン・キラー」と呼ばれたエドモンド・ケンパーという男がいる。2メートルを超える大男で、女性8名をバラバラにして殺害した彼は、ダグラスとレスラーに殺人犯の心についていくつもの貴重な洞察を与えてきた。

 だがあるとき、レスラーは単独で彼と面談を行ったことがあった。4時間が過ぎた頃、レスラーは呼び出しボタンを押して、守衛に面談の終了を知らせた。ところが誰もやってこない。15分後、再び呼び出しボタンを押す頃には、自分の焦りをケンパーに気取られてしまっていた。

 するとケンパーはこう切り出した。「俺がここでキレたらあんた大変なことになるぜ。その首引っこ抜いて、テーブルの上で守衛とご対面させてやることもできる。」

 心理的に優位に立とうとするレスラーとケンパーの言葉の応酬は30分続いた。

 「FBI捜査官を殺したら大変なことになるのはそっちだ」とレスラー。「連中に何ができる? テレビでも取り上げるのか?」と鼻で笑うケンパー。

 ようやく守衛がやってきたとき、震えるレスラーに対してケンパーはこう言った。「なあ、冗談だよ。分かってるだろ?」と。こうしてレスラーは重要な教訓を学んだのである。
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