大昔から犬は人間の友。人類は1万5000年前、犬の相棒を連れてアメリカ大陸へと渡っていった(英研究) (1/3ページ)
アメリカ大陸を渡った人類は犬を相棒として連れていた image by:Ettore Mazza
今や人間の親友となった犬だが、人間が犬(犬の先祖である狼)を飼い始めた時期は諸説あるが、後期旧石器時代にまでさかのぼる。
『PNAS』(2月9日付)に掲載された新しい研究によると、ちょうど人類がアメリカ大陸に渡った1万5000年前に、犬もまたアメリカ大陸で急速に広まったらしいということだ。
つまり初めてアメリカ大陸に到達した人類は、相棒として犬を一緒に連れていったということになる。
・犬の起源と人類のアメリカ大陸進出
犬は2万7000年~4万年前(後期旧石器時代)にオオカミの祖先から枝分かれし、それがさらに1万8000年~3万年前にユーラシア大陸で家畜化されたと考えられているが、他にも様々な説があり、詳しいことは依然として謎に包まれたままだ。
それと同じく、人類が最初にアメリカ大陸に進出した経緯についても諸説ある。しかし多くの学者が同意するのは、1万5000年以上前のベーリング海峡がまだ地続きだった氷河期に、シベリアからベーリング”地峡"を通って渡ったという説だ。

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・シベリア人の祖先は犬を連れていた
英ダラム大学をはじめとする研究グループは、シベリア、ベーリング海峡、北アメリカで見つかった古代人と犬の考古学的・遺伝学的調査を行った。