見知らぬ人の迷子の猫を心配し、探し回ってくれたその男性こそ、「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カール氏だった (3/5ページ)
ララさんの飼い猫、ジュリアン(シュムー)
・迷子の猫をついに発見!猫に会いにやってきたその男性は!
そしてついに、おデブのシュムーが戻ってきた。1ブロック離れたイタリアンレストランのキッチンにずっと居座っていて、ラビオリやミートボールをたらふくもらっていたらしい。
2キロ近くも体重が増えて、炒めたガーリックと煮込んだトマトのにおいにまみれている以外は、いたって元気だった。
わたしが最初にこの吉報を伝えた相手は、もちろん、心配していち早く電話をくれた親切なあの男性だった。
彼も、シュムーが戻ってきたことをとても喜んでくれた。そして、シュムーに会えるかどうかと訊かれた。
この見ず知らずの男性は、とても親切で、父親を知らない私の本当の父親のように支えになってくれた。だから、私もぜひ彼に会いたかったし、シュムーにも会わせたかった。
その男性と会う日、彼のことなどほとんど知らないのに、すぐにこの人だとわかった。大の猫好きであることがわかったから。
感謝の気持ちを表わしたくて、FAOシュヴァルツ(アメリカのおもちゃブランド)の巨大な猫のぬいぐるみをプレゼントした。シュムーに会った後、男性が帰るとき、薄い封筒を渡された。