葛飾北斎の妖怪からモフモフ化け猫まで!思わずゾクっとする、浮世絵で見る妖怪たち (1/7ページ)
夏といえば怪談!怪談といえば妖怪!
浮世絵にも妖怪は頻繁に登場します。
テレビや映画のなかった時代、人々は浮世絵の妖怪を見て恐怖を楽しんでいたのではないでしょうか。
ここではそんな浮世絵に描かれた、恐ろしくもどこかユーモラスで愛嬌のある妖怪たちを紹介します。
超有名な妖怪の浮世絵!《相馬の古内裏》歌川国芳言わずと知れた国芳の名作!通称「ガシャドクロ」とも呼ばれる「相馬の古内裏」。
平将門の死後、廃墟となった将門の家(=相馬の古内裏)での出来事を描いた作品です。
暗闇から、御簾を破って出現した巨大な骸骨が、相馬の古内裏に侵入した大宅太郎光圀に襲いかかります。
この巨大な骸骨を操るのは、平将門の孤児で、父の無念を晴らそうと暗躍する滝夜叉姫。
解剖学に基づくリアルな骨格は、国芳が西洋画や医学書の挿絵を参考に描いたためと言われています。
何を描いても本当に上手!北斎の百物語から人気の3選 《百物語 お岩さん》葛飾北斎歌舞伎や落語に登場する、四谷怪談が元になっています。