討幕への口火に!黒幕・西郷隆盛が仕組んだ薩摩屋敷焼打ち事件とは【維新政府、徳川慶喜の動向編】 (3/7ページ)

Japaaan

 会津藩主松平容保。家臣の佐川官兵衛、林権助などが主戦派として討薩を訴えた。(写真:Wikipedia)

衰えない慶喜の政治力

 フランス軍の軍服姿の徳川慶喜。(写真:Wikipedia)

大坂に下った慶喜は、早速、イギリス・フランス・オランダ・アメリカ・プロシア・イタリアの6か国代表と謁見し、外交権は自分にあることを通告した。また、財政難に喘ぐ維新政府のために、金5万両を貸し与えるという余裕も見せた。

岩倉、西郷、大久保よ。王政復古のクーデターごときで事を成したとは思うな。国庫の管理も、外交もままならない、そんな政権で国を動かせるとでも思っているのか。お前らが持っているのは、空の権力だけだ。すぐに徳川の力を必要とする時が来るぞ。

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