変人扱いされながらも仏道の悟りを開いた曹洞宗の僧・桃水雲渓 (5/5ページ)
そうなったとしたら、今現在、特別な個性や魅力、または「アク」がなく、「無難」であるがゆえに社会にうまく適応し、「みんな」に愛される「あるべき人物像」そのものの人が、逆に「変人」となってしまうかもしれない。そうではなく、「変人」「普通の人」などという人の「分類」概念そのものがなくなってしまうのであればいいのだが…。
■参考資料
■高見道見『聖僧乞食桃水』1903年 仏教館
■加藤咄堂(編)『話し草 修養資料』1908年 東亜堂
■樋口紅陽『すねもの奇人変人』1921年 日本書院
■釈道円『禅林逸話集』1926年 聖山閤書店
■宮崎安右衛門『野聖乞食桃水』1926年 聚英閤
■田中茂『乞食桃水傅』1939年 建設社出版部
■全日本仏教会・寺院名鑑刊行会(編)『全国寺院名鑑』1969年 全日本仏教会・寺院名鑑刊行会
■総合佛教大辞典編集委員会(編)『総合佛教大辞典 下』1987/1988年 法藏館
■面山瑞方(著)・能仁晃道(訳・編)『乞食桃水逸話選』2001年 禅文化研究所
■濱島正士「塔婆」國史大辞典編集委員会(編)『國史大辞典 第10巻』1989/2003年(187−192頁)吉川弘文館
■伊藤唯真「卒塔婆」『精選日本民俗辞典』福田アジオ・神田より子・新谷尚紀・中込睦子・湯川洋司・渡邊欣雄(編)2006年(332−324頁)吉川弘文館
■小嵐九八郎『日本名僧奇僧列伝 いのちというは、仏道』2010年 河出書房新社
■藤沢衛彦『日本の伝説 江戸東京』2018年 河出書房新社
■「『変人』が世の中を変える! 東京学芸大学・小西先生が語る、“ちょっとズレている人”の魅力」『ニッポン放送』2021年9月8日