新撰組「10の謎」を全解明する(2)「女とマッパ」現場を襲われた芹沢鴨 (2/8ページ)
この募集に応じ京都に残留したのが近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八(ながくらしんぱち)らの近藤勇のグループと、芹沢鴨ら水戸の浪士を中心とした一派。駐屯した場所が壬生(みぶ)だったので、〝壬生浪士組(みぶろうしぐみ)〟。この2派の他にも、いくつかのグループがあり、寄せ集めだった。その筆頭局長に芹沢鴨が就き、新見錦(にいみにしき)と近藤勇を加えた3人の局長体制でした」(河合氏)
【謎其の四】なぜ筆頭局長・芹沢鴨は暗殺されたのか?
壬生浪士組の筆頭局長・芹沢鴨は、勤王の志士に資金提供していた「大和屋」を脅し、大砲で土蔵を砲撃して焼いたという逸話が有名。ただ、これは史実ではないようだが、やんちゃなエピソードには事欠かず、暴れん坊だったのは事実。芹沢はこうした悪行ゆえに、壬生の屯所(とんしょ)で女と素っ裸で寝ているところを土方、近藤らに襲われ、暗殺されてしまう。河合氏の見立てはこうだ。