新撰組「10の謎」を全解明する(2)「女とマッパ」現場を襲われた芹沢鴨 (4/8ページ)
また、近年の研究では、池田屋事件は新選組の要請を受けた会津藩が、長州藩との全面戦争を決意して長州勢力を京都から排除するために起こした摘発ではないかとも言われている」
永倉新八は新選組の中でも一、二を争う剣豪。近藤の道場・試衛館(しえいかん)の食客となって以来、池田屋事件や鳥羽・伏見の戦いでも最前線で近藤、土方と共に戦ってきた古参のメンバーである。近藤の傲慢で増長した態度を批判したり、しばしば近藤と対立して、その後、甲州勝沼戦争の後に袂を分かつことになる。
ビビる大木は、
「明治維新後にも生き残って、喧嘩別れしたはずの近藤勇や土方の供養碑を板橋に建てたり、新選組の歴史を伝える活動をするなど、かつての仲間の顕彰を含めて惹かれる人です」
と、その真っすぐな生き方に共感する。
【謎其の六】なぜダンダラに浅葱の隊服なのか?
新選組のユニフォームとして、浅葱色(あさぎいろ)の地に袖口には山型のダンダラが白く染め抜かれた羽織が有名だ。江戸時代の町文化にも詳しい堀口に解説してもらおう。
「羽織のデザインに関しては、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』で用いられたものを真似たと言われています。