新撰組「10の謎」を全解明する(2)「女とマッパ」現場を襲われた芹沢鴨 (7/8ページ)

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【謎其の八】伊東甲子太郎「油小路暗殺事件」はなぜ?

 一方、伊東甲子太郎は、新選組を分派して天皇の陵墓(りょうぼ)を警護する御陵衛士(ごりょうえじ)になると申し出て仲間13名を連れて新選組を離れる。いったんは分派を認めた近藤だったが、自分の暗殺計画を斎藤一(さいとうはじめ)によって知らされ、怒った近藤は自分の妾宅に伊東を呼び出した。酒を飲ませて酔った足どりで帰路についたところを、油小路(あぶらのこうじ)で手下に命じて斬り殺してしまう。

「近藤と伊東は、尊王攘夷(そんのうじょうい)という考えでは一致していたが、伊東は薩長寄りで、幕府寄りの近藤とは違っていた。だから薩長倒幕派の勢いが増す中、伊東が新選組を見捨てたのでしょう。それにしても坂本龍馬に『新選組が狙っているから気をつけたほうがいいよ』と言った直後に殺されている。他人に注意を促しておきながら、自らはホイホイと近藤の招きに応じて酒を飲んだとは、うかつな人です」(河合氏)

【謎其の九】なぜみんな女遊びや酒で失敗するのか?

 会津藩の預かりとなってからは、隊士達にも現金で一定の給料が支払われていた。

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