まるで白亜のピラミッドのように復元!斉明天皇の真陵・牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)ってどんな古墳?【前編】 (1/10ページ)
大化の改新前後の日本古代史上に君臨した女帝・斉明天皇。その真陵と目されるのが奈良県明日香村にある牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)です。
明日香村教育委員会の手で「牽牛子塚古墳等整備事業」として、牽牛子塚古墳とその一画にある越塚御門古墳の約5年にわたる復元作業が終了し、2022年3月6日から一般公開が始まりました。
終末期古墳、特に天皇の墳墓の真の姿が見られると、公開初日から多くの考古学ファン・歴史ファンが現地を訪れています。
今回は、そんな牽牛子塚古墳と越塚御門古墳について、2回にわたりご紹介します。【前編】では、牽牛子塚古墳に眠る斉明天皇と間人皇女。さらに越塚御門古墳に眠る大田皇女と、復元に至るまでの牽牛子塚・越塚御門の両古墳についてお話ししましょう。
斉明天皇とはどのような帝か
乙巳の変、白村江の戦いという、古代史上最も激動の時代をリードした女帝・斉明天皇。(写真:Wikipedia)
斉明天皇は、飛鳥時代の女性天皇。