まるで白亜のピラミッドのように復元!斉明天皇の真陵・牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)ってどんな古墳?【前編】 (4/10ページ)

Japaaan

ただ、その墳形が古代中国思想で天下の支配者のシンボルとされる八角形になったり、石室がより精巧な切り石を用いた造りになったり、棺の素材に漆を塗り固めた夾紵棺(きょうちょかん)が用いられたりする特徴が現れてきます。

牽牛子塚古墳の外観は、最大径約33m、高さ約4mという規模の八角形墳丘です。その内部には、約80トンの巨大な凝灰岩をくり抜いた横口式石槨を備えています。その構造は、中央に仕切り壁を設け、南側に開口する長方形の2つの石室からなるという精巧極まるものでした。

 中央の柱で仕切られ、二つの墓室に分かれた牽牛子塚古墳 の横口式石槨。(写真:T.TAKANO)

出土品としては、二棺分の夾紵棺片約100個・棺を飾る金銅製金具・七宝製亀形金具・銀線で繋いだ多数のガラス玉など第一級の遺物が発見されました。

八角形の墳丘は、30㎝四方に加工されたレンガ状の凝灰石に覆われていたことが判明。その姿は、八角形の石のピラミッドという形状を呈していたのです。

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