まるで白亜のピラミッドのように復元!斉明天皇の真陵・牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)ってどんな古墳?【後編】 (11/11ページ)
盗掘を受けた際の記録書から、埋葬施設は横口式石槨とみられ、天武帝の遺骸を納めた夾紵棺や持統女帝の遺骨を入れた骨蔵器の存在が伺われます。
野口王墓古墳。天武天皇と持統天皇夫妻が眠る。宮内庁が治定した確かな天皇陵として数少ない陵墓でもある。(写真:Wikipedia)
●束明神古墳…対角辺の長さ約30mの八角形墳で、埋葬主体部は凝灰岩切石で構築された横口式石槨。出土品と歯牙の理化学的分析・文献・伝承などから、被葬者は、天武・持統天皇の子で皇太子であった草壁皇子の墳墓である可能性が高いとされます。
いかがでしたでしょうか。発掘調査に基づき忠実に復元された牽牛子塚古墳と越塚御門古墳。終末期古墳の真の姿を知るうえでも大変価値のある古墳です。ぜひ訪れることをおすすめします。
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