「鎌倉殿の13人」戦闘狂・源義経が大暴れの予感、木曽義仲主従の壮絶な最期!第16回「伝説の幕開け」予習 (3/12ページ)
木曽勢を破った範頼と義経は、河越太郎重頼(かわごえ たろうしげより)・河越小太郎重房(こたろうしげふさ)・佐々木四郎高綱(演:見寺剛)・畠山次郎重忠(演:中川大志)・渋谷庄司重国(しぶや しょうじしげくに)・梶原源太景季(演:柾木玲弥)を引き連れて朝廷を警固。
身の安全を確保されて、後白河法皇(演:西田敏行)らは大いに安堵したことでしょう。
そうしている間にも、一条次郎忠頼(いちじょう じろうただより。武田信義の子)らは京都から落ちて行った義仲を討つべく追撃します。
近江国粟津(現:滋賀県大津市)あたりで義仲は石田次郎為久(いしだ じろうためひさ)によって討ち取られたのでした。
志田三郎先生義広(錦織判官)ら残党はどこへともなく逐電したとのことです。
『平家物語』が描く義仲の最期・巴御前との別れ『吾妻鏡』における義仲の最期は、かいつまんでしまえば「範頼と義経に攻められて都を追われ、近江国で討たれた」という実にあっさりしたもの。
それではつまらないと思ったのか、「講釈師 見て来たような……」とばかりに詳しく状況を書き記したのが軍記物語『平家物語』巻第九「木曽殿最期」。
こちらは史実性より面白さを重視。情景たっぷりに描かれているので、読みごたえも十分です。
原文はちょっと長すぎるので、「木曽殿最期」のクライマックス部分だけ掻いつまんで見て行きましょう。
「昔は聞きけん者を、木曽の冠者、今は見るらん。左馬頭兼伊予守、朝日の将軍、源義仲ぞや。甲斐の一条次郎とこそ聞け。互ひによい敵ぞ。