「鎌倉殿の13人」戦闘狂・源義経が大暴れの予感、木曽義仲主従の壮絶な最期!第16回「伝説の幕開け」予習 (9/12ページ)

Japaaan

死してなお朽ちぬ名こそ、武士の本望。秀輝筆「旭将軍 木曽義仲」

「弓矢取りは、年来日来いかなる高名候へども、最後の時不覚しつれば、長き疵にて候ふなり。御身は疲れさせ給ひて候ふ。続く勢は候はず。敵に押し隔てられ、いふかひなき人の郎等に組み落とされさせ給ひて、討たれさせ給ひなば、さばかり日本国に聞こえさせ給ひつる木曽殿をば、某が郎等の討ち奉つたるなんど申さん事こそ口惜しう候へ。ただあの松原へ入らせ給へ」

※『平家物語』巻第九「木曽殿最期」より

いいですか。終わりよければ……じゃありませんが、武士と言うのは日ごろどれほど活躍して名を挙げても、その最期をしくじればすべて水の泡なのです。

日本国にその名も知られた木曽殿が、名もなき者に首級を挙げられてしまうのは、悔しくてなりません。

さぁさぁ、あの松原へ入って立派な最期を遂げて下され。それがし、最期まで敵を防ぎますから……兼平の忠義に感動した義仲は、ついにただ一人で松原へ向かったのでした。

『平家物語』が描く義仲の最期・兼平の奮戦虚しく……

義仲を見送った兼平は、ここが最期の晴れ舞台と大音声に呼ばわります。

「日来は音にも聞きつらん。今は目にも見給へ。木曽殿の御乳母子、今井の四郎兼平。生年三十三にまかりなる。さる者ありとは、鎌倉殿までも知し召されたるらんぞ。

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