「鎌倉殿の13人」戦闘狂・源義経が大暴れの予感、木曽義仲主従の壮絶な最期!第16回「伝説の幕開け」予習 (5/12ページ)
さっきよりはマシかも知れませんが、こっちも兵力が減って疲労も蓄積しています。
それでもあっちに4~500騎、こっちに2~300騎……と戦い続けるうち、気づけば主従5騎だけ(義仲、兼平、巴御前、手塚太郎光盛、手塚別当)に。
その中には、今井兼平も巴御前(演:秋元才加)も生き残っていました。しかしいよいよ最期を悟った義仲は、巴御前に伝えます。
「己は女なれば、いづちへも行け。我は討死せんと思ふなり。もし人手にかからば自害をせんずれば、木曽殿の最後の軍に、女を具せられたりけりなんどいはれん事もしかるべからず」
※『平家物語』巻第九「木曽殿最期」より
天下に知られた木曽義仲が、最期まで女連れだったと知られてはみっともない……当時の価値観からすれば至極当然ながら、巴御前は一騎当千の女武者。
女だからとナメられてたまるもんかという意地か、それとも義仲を慕って最期まで一緒にいたかったのか、いずれにせよなかなか聞き入れてくれません。
しかし、結局は義仲の思いを尊重した巴御前。
「あつぱれ、よからう敵がな。最後の軍して見せ奉らん」
※『平家物語』巻第九「木曽殿最期」より
いいでしょう。