「鎌倉殿の13人」戦闘狂・源義経が大暴れの予感、木曽義仲主従の壮絶な最期!第16回「伝説の幕開け」予習 (6/12ページ)

Japaaan

私が決して臆病でも非力でもないことを証明できる敵を倒して、最後のご奉公とさせて頂きましょう。

そこへ襲来したのは武蔵国の住人・御田八郎師重(おんだ はちろうもろしげ)。近郷でも名の知れた怪力の持ち主でした。

さっそく巴御前は単騎で敵中へ殴り込み、御田八郎師重を馬から引きずり落とすと自分の鞍に押しつけて、その首をねじ切ったと言います。

敵の首をねぢ斬らんとする巴御前(イメージ)

……武蔵国に聞こえたる大力、御田の八郎師重、三十騎ばかりで出で来たり。巴、その中へ駆け入り、御田の八郎に押し並べて、むずと取つて引き落とし、我が乗つたる鞍の前輪に押し付けて、ちつとも動かさず、首ねぢ斬つて捨ててんげり。

※『平家物語』巻第九「木曽殿最期」より

首ねぢ斬つて捨ててんげり……よもや素手でねじ切ったのか、恐らくは脇差(短刀)で掻き切ったのでしょう。それでも巴御前の武勇がすぐれていたことは疑いようもありません。

(ただし『吾妻鏡』には登場しないため、実在性に疑いの余地はありますが……)

かくして最後の奉公を果たした巴御前は武器を放って鎧も脱ぎ捨て、東国の方へと落ち延びていったのでした。

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