尿道に入り込み内側から食いちぎる肉食魚「カンディル」の恐怖伝説は本当なのか? (1/9ページ)
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アマゾン川には現地の人からピラニアよりも恐れられている「カンディル」という肉食淡水魚がいる。
小さく細長いその姿とは裏腹に、カンディルは尿を嗅ぎつけて尿道や肛門に侵入して、体内に噛み付いて血を啜ると言われている。
一度侵入されると自力で引き抜くことは難しく、男性ならイチモツを切断しなければ、命の危険すらあるという。
数々の恐怖伝説に彩られた恐るべき魚で、カラパイアでも以前お伝えしたが、本当にカンディルは人を襲うのか?噂の真相を検証してみよう。
・現地ではピラニアより恐れられている最恐の魚、カンディル
カンディルは、トリコミュクテルス科バンデリア属に属するナマズの仲間だ。もっとも一般的な種は「Vandellia cirrhosa」で、別段断らない限り、ここでの話はすべてこの種について述べたものだ。
細長く透明な体をしており、体長は3~5センチほど。世界最小クラスの脊椎動物で、細長い姿から「トゥースピックフィッシュ(爪楊枝魚)」と呼ばれることもある。
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A:食事後のカンディル、B:魚のエラから入りこむ、C:Stegophilinae科のカンディル。D:頭のクローズアップ、E:Cetopsinae亜科のカンディル/ image credit:Ivan Sazima and Jansen Zuanon (A, B) and by Jansen Zuanon and Efrem JG Ferreira
彼らが暮らすのは光がほとんど届かない川底の泥の中だ。