燃え盛る炎の中で…北条義時の義兄弟・伊賀光季の壮絶な最期・後編【鎌倉殿の13人】 (5/9ページ)
あんなに小さかった寿王が、今では立派な若武者に……(イメージ)
「寿王よ、まこと立派になったな。ゆくゆくはそなたを婿としたかったが、今となってはそれも叶わぬ。あぁ、この止まらぬ涙は喜びか悲しみか……」
親として、自分を超えようとする子の姿を喜ばぬ者はおりません。今日はもう戦いにならないと引き上げた高重の姿に、多くの武者たちがもらい泣きしてしまったということです。
燃え盛る炎の中で、壮絶な最期を遂げるさて、そんな具合で獅子奮迅の大立ち回りを演じていた伊賀勢ですが、いかんせん多勢に無勢。火をかけられて炎上する館の中、生き残った郎党は贄田三郎と贄田四郎だけになってしまいました。
「最早これまで。