「鎌倉殿の13人」頼家&善児ロス続出、そしてがんばれ泰時…第33回放送「修善寺」振り返り (6/8ページ)
おやりなさい」
「鎌倉を火の海にしてやる」と息巻く頼家だが、それを望む御家人が果たしているだろうか(イメージ)
そうけしかけるものの、声と態度には「そうやって一生駄々をこねてろ」と言わんばかりの本音が透けて見えます。
対する政子は頼家の好物であるアワビの干物を山ほど……それはもう山ほど。いくら何でも多すぎでしょう。義時&泰時父子の茸と言い、北条ファミリーは贈り物を山盛りにするのが好きなようです。
門前払いにされても「頼家の身になれば当然のこと」「元気とわかればそれで充分」などと健気すぎる態度を見せていました。
誰もが見捨てた頼家を、ただひとり最後まで愛し続けた政子の姿は、かつて危篤に陥った頼朝に対しても同じでしたね。
ところで気になった亡き一幡(演:相沢壮太)とせつ(演:山谷花純)の遺骨。骨壺に貼られた名札が哀れを誘いますが、内心「その遺骨、本当に本人のものですか?適当に犬の骨でも渡されていませんか?」と勘繰ってしまうのは、きっと筆者だけではないはずです。
がんばれ泰時「鎌倉を追い出し修善寺に閉じ込め、それでもまだ足りぬというのですか!」
近ごろ父のやり方に納得いかず、全力で抗議を続ける北条泰時(演:坂口健太郎)。一度は殴りつけていた義時ですが、かつての自分を見ているようでなかなか留めきれません。
15年ぶりに再会した運慶(演:相島一之)から「悪い顔になったな」と図星を射られ、その迷いを指摘された時の表情は、なかなかに絶妙でした。