「鎌倉殿の13人」がんばる実朝、苦悩する義時、そこへ近づく“第3の女”のえ…第34回放送「理想の結婚」振り返り (3/10ページ)

Japaaan

紀元前6世紀から5世紀にかけて偉大な思想を残した(画像:Wikipedia)

ちなみに、広元が講義していた出典は恐らく『老子』と思われます。

聖人無常心、以百姓心爲心(聖人に常の心なく、百姓の心をもって心となす)……
※老子『道徳経』第49章

【意訳】よき君主は思い込みを持たず、天下万民の幸せを願って政治に臨む。

……爲無爲則無不治矣(無為をなさば、すなわち治まらざるなし)。
※老子『道徳経』第3章

【意訳】私利私欲を捨てた(無為の)政治を行なえば、世が平和にならないはずがない。

これらを広元なりに(と言うより視聴者向けに)かみ砕いたのが先ほどのセリフ。大切なことではあるのですが、いささか抽象的なので実朝でなくても居眠りしてしまいそうです。

夜は三浦義村(演:山本耕史)による処世術の講義……講師の人選はともかく、その科目名に苦笑いした視聴者は多かったことと思われます(例えば礼儀作法とか)。

後腐れのない女子との別れ方……結婚目前の相手に教えるべきことではないかと、いや、却って夫婦生活を維持するために必要な心遣いかも知れませんね。

深々と平伏した平六の背後には「天命」の文字。伴侶とのご縁はまさに天命と言ったところでしょうか。その大仰さに再び苦笑。果たして義村の教えは、御台所となる千世(演:加藤小夏。坊門姫)との生活でどのように活かされるのでしょうか。

何かと大変な日々の中、相撲の稽古を終えた義盛が「もっと精のつくものを食った方がいい」と実朝を鹿汁に誘います。

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