「鎌倉殿の13人」畠山重忠を始末した時政・りく夫婦。しかし…第36回「武士の鑑」予習 (4/8ページ)
……湯殿で入浴中に暗殺するのは、祖父の源義朝(よしとも)・兄の源頼家(演:金子大地)と一緒ですね。もしかしたら、源氏の皆様はお風呂が鬼門?なのかも知れません。
また政子が「陰謀を聞いてしまった」という設定は比企能員の変(建仁3・1203年9月2日)のまんまですね(『吾妻鏡』による。大河ドラマではアレンジ)。どうも彼女は「大事なことを聞いてしまう」体質のようです。
政子が陰謀を知ったのは恐らく7月20日の当日だったのでしょう。本当に危ないところでしたね。
……将軍こは何事ぞと宣へば二位殿しかじかの事申させ給ふ。さては義時とても心免べからずと仰られけるに、義時事の由を申述たり。さらば時政を討て進ぜよと有ければ尤に候、子細候わじとて則討て候と云て伊豆国の奥山なる所に押籠め牧女房をも同国へ流さるると聞へしが其行ヱいかが成たりけん。
※『保暦間記』重忠被誅より
【意訳】実朝がこれは何事かと尋ねれば、政子と義時は時政らによる暗殺陰謀を伝えた。実朝が時政を討つよう命じたところ、義時は「ごもっともにございます。言うまでもございません。