「鎌倉殿の13人」葛藤する源実朝、深まる北条義時との対立…第39回放送「穏やかな一日」予習 (1/7ページ)

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「鎌倉殿の13人」葛藤する源実朝、深まる北条義時との対立…第39回放送「穏やかな一日」予習

先週の箸休め的なトークSPを挟み、いよいよ物語はクライマックスへと突入するNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。

脚本・三谷幸喜が語っていた衝撃の結末(主人公・北条義時の死)に向けて、残る大規模イベント(歴史的事件)と言えば、和田合戦・源実朝の暗殺・承久の乱と言ったところ。

もちろんその間にも様々なエピソードがあり、どれが放送されるのか今から楽しみにしています。

さて、それでは第39回放送「穏やかな一日」を予習していきましょう。ここまで本作を観て来た皆さんなら、このサブタイトルを額面どおりに受け取る方はいないはず。

そう、『吾妻鏡』を見ると実に色々あるのでした。

源実朝、疱瘡(天然痘)を患う

晴。鶴岳宮御神樂如例。將軍家依御疱瘡無御出。前大膳大夫廣元朝臣爲御使神拝。又御臺所御參宮。

※『吾妻鏡』承元2年(1208年)2月3日条

【意訳】晴れ。鶴岡八幡宮で例年のお神楽が執り行われたが、将軍家(源実朝)は疱瘡を患っていたためお出ましはなかった。そこで大江広元が代参、御台所(坊門姫)も参拝された。

疱瘡(ほうそう)とは天然痘のことで、高い致死率(約20~50%)と強い感染力で恐れられた伝染病です(現在は根絶に成功)。果たして実朝の安否が心配されました。

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