「鎌倉殿の13人」鎌倉を火の海に。ついに勃発、和田合戦!第41回放送「義盛、お前に罪はない」予習 (14/15ページ)
南無八幡大菩薩、もう酒はやめますからどうかお救い下さいと誓いました。そのお陰で何とか助かったのですが、やっぱり戦っていると喉が渇くものです」
戦場に都合よく水があるとは限りません。摂れる水分であれば何でも摂っておくべきです。そう、たとえちょっとくらい(例えば1~2割ほど)アルコールが混じっていても、そんなことは些細な問題に過ぎません。
「その時ちょうど、葛西六郎(かさい ろくろう)が竹筒を勧めてくれたのです。彼の好意を『さっき禁酒の誓いを立てたから』なんて無下に断れるでしょうか?いや、そんなのは酒呑m、もとい人として許されざる暴挙です」
泰時が水分(アルコール入り)を摂っていると、間が悪いことに尾藤景綱(びとう かげつな。泰時の郎党)がやって来ました。内心舌打ち(誓いを破った瞬間を見られた&酒を分けないと気まずい)をしながら、泰時は酒を分け与えます。
「……まぁ、そんなこんながありまして。やっぱり酒を完全にやめるのは難しいので、今後は『あまり大酒は呑まないようにする』よう誓います。『酒は呑んでも呑まれるな』ですね」
……との事でした。
エピローグ
みんな大好き和田義盛。彼の退場をもって、古き良き鎌倉の一時代が幕を下ろした。菊池容斎「前賢故実」より
以上、和田合戦の顛末について駆け足で紹介してきました。その後、残党らも討ち滅ぼされ、北条氏による権力は盤石なものとなっていきます。