部屋中が物であふれてしまう「ためこみ症」の背後にあるものは? (4/10ページ)
遺伝的関連の研究では、強迫症とは異なる遺伝パターンが示され、脳のスキャンでも異なる活動パターンが表れた。OCDの治療薬では、ためこみ症の改善には効果がなかった。
2013年、ついにためこみ症が、強迫症のカテゴリーから分離された。
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・ためこみ症の原因
ためこみ症の原因は、ためこまれた物と同じくらい雑多である可能性がある。
それは連続体として表れ、どうしようもなく散らかった家から、想像も及ばないほどの不衛生に至るまで、あらゆる症状に及ぶ。生きている動物の多頭飼いもこの一種かもしれないが、これはまた別の問題でもある。
ためこみ癖がある家族が複数いる家系では、14番染色体の対立遺伝子(アレル)が特定された。
「我々の被験者の80%以上が、同じようなためこみ問題を抱えている一等親血縁者がいる」本研究の先駆者であるランディ・フロストとゲイル・ステケティーは、著作『Compulsive Hoarding and the Meaning of Things』の中で述べている。
ためこみ症の人は、一般の人とは異なる情報処理のやり方を受け継いでいる可能性があるか、細部に対する過剰な視覚過敏が、物に彼らにとっての特別な意味や価値を与えているのかもしれないという。
だが遺伝とは関係がないとする他の研究もある。