トルコで発見された870万年前の類人猿の化石がヒト亜科の起源について疑問を投げかける (1/5ページ)

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トルコで発見された870万年前の類人猿の化石がヒト亜科の起源について疑問を投げかける
トルコで発見された870万年前の類人猿の化石がヒト亜科の起源について疑問を投げかける

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 「ヒト亜科」の動物、すなわちヒト族とアフリカ類人猿の起源は、古人類学でもっとも熱い議論が交わされているテーマの一つだ。

 ダーウィン以降、もっとも一般的なのは「アフリカ起源説」だ。これは、ヒト族とヒト亜科の化石で一番古いものがアフリカで見つかっていることが根拠となっている。

 だが、最近では「ヨーロッパ起源説」も提唱されている。

 最近、トルコで発見された870万年前の類人猿の化石は、私たちを含むヒト亜科の祖先は、900万~700万年のヨーロッパで進化し、それからアフリカに移住したことを示しているとする研究結果が発表され、波紋を呼んでいる。

・ヒト亜科はどこで誕生したのか?
 今回のテーマは「ヒト亜科」だ。

 その定義は必ずしも一定ではないが、ここでは私たちも属する「ヒト族」と、ゴリラ・チンパンジー・ボノボといった「アフリカ類人猿」で構成される大きなグループを指す。

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photo by Pixabay

 最初のヒト亜科の祖先は一体どこで誕生したのか?これまで、最も有力とされてきた説は「アフリカ起源説」だ。

 だが最近では、ヨーロッパと中央アナトリア(トルコ中央の地域)で発見された後期中新世(約1100万年~500万年前)の化石にもとづき、「ヨーロッパ起源説」も提唱されている。

 その根拠の一つとされるのが、「アナドルビウス属(Anadoluvius)」だ。
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