「どうする家康」きらめく星空の下、ロマンチックに語らう二人。第35回放送「欲望の怪物」振り返り (1/7ページ)

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「どうする家康」きらめく星空の下、ロマンチックに語らう二人。第35回放送「欲望の怪物」振り返り

戦なき世を実現するため、豊臣秀吉(ムロツヨシ)への屈従を決断した我らが神の君・徳川家康(松本潤)。

「二度と殿下に陣羽織は着させませぬ」

諸大名の前でそう宣言したものの、当の秀吉は戦なき世など望んではいません。

「戦がなくなったら、武士どもはどうやって食わしていく。民もじゃ。民もまっとまっと豊かにしてやらにゃならん。日本から戦がなくなることはねぇ。切り取る国は、日本の外にまだまだあるがや……」

いつの世も人間の欲望にはキリがない、まさしく秀吉は「欲望の怪物」でした。果たして家康は、そんな怪物の手綱を引くことが出来るのでしょうか?

それではNHK大河ドラマ「どうする家康」、今週も気になるトピックを振り返って行きましょう!

大政所について

秀吉の母・大政所(仲)。幼くして家を飛び出した秀吉(日吉丸)を、誰よりも気にかけて愛した人物像で知られる(画像:Wikipedia)

家康の継室となった旭(山田真帆)を見舞う名目で、岡崎城へと送られた大政所(高畑淳子)。その実態が人質であることは言うまでもありません。

出迎えた大久保忠世(小手伸也)には目もくれず、その奥にいた井伊直政(板垣李光人)が一目で気に入り、そば近く仕えさせました。

得体の知れない息子の元より、美少年にかしずかれながら、娘とのんびりのびのび暮らしたい……気持ちは解らないでもありません。

しかし息子にも息子の都合がある訳で、立身出世を果たした後に、彼なりの親孝行をしたかったのも事実。

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