大河『べらぼう』煙草の罠、謎だらけの死、あの名セリフ…平賀源内(安田顕)の去りいく背中を惜しみつつ考察【前編】 (5/11ページ)
平賀国倫 編『物類品隲』国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/2555265
輸入品に頼らずに、織物・陶器・鉱山ほか、産業の普及に乗り出し西洋の模倣ではなく「国産」を作る努力をしても、商売としては成り立たず。
「次はこれがいける!」と閃いても、探究心旺盛で一つのことを徹底的に追求せず次に着手しまうところがあったという人物像も伝わります。一見、明るく笑い飛ばし何もへこたれないいように見える源内ですが、実はそんな自分だからこそ持つ「脆(もろ)さ」も分かっていたのではないでしょうか。
ちなみに、江戸の消費者を対象にした小間物の商いはそこそこ成功したようです。以前もご紹介しましたが、海外から日本に渡ってきた美しい装飾用革「金唐革紙」をよりリーズナブルなものにと「紙」で作った「金唐革紙」を考案。