大河「べらぼう」ついに喜多川歌麿(染谷将太)爆誕!史実では謎多き歌麿の名作に潜む”母への想い”を考察【後編】 (7/10ページ)
当然、ふじとは血のつながりも何もないわけですが、「唐丸の実の母親」と「血のつながりのないふじ」という母親の二人の差が鮮やかに描かれていました。
鬼畜な実母と、温かい目で養子を見守ってきた養母の格差のありすぎるストーリー。
「母性がテーマ」の話を実際の「母の日」に放送するという、いい意味で森下脚本の恐ろしさを感じました。
NHK大河「べらぼう」公式サイトより。養子の蔦重が「大切にしているものを大切にしてやりたい」という駿河屋のふじ。
史実では謎の多い喜多川歌麿の活躍はいかにふじが取り寄せた「人別」で「勇助」という戸籍と名前をもらった唐丸。
蔦重は雅号として「歌麿っていうのはどうだ」と提案します。SNSでは「歌麿爆誕」の文字が誕生!
歌麿と名付けた理由と蔦重の野望を聞いて、思わず「そんな馬鹿げたことを」と笑う唐丸は、子ども時代の唐丸にそっくりでした。(すっかり子ども時代の唐丸に戻ったような、笑顔・瞳の輝き・喋り方……染谷将太さんという役者さんのすごさを感じました。実際は染谷さんのほうが4歳も年上なのですが、圧倒的な“弟らしい年下感”の演技が素晴らしかったと思います。