「べらぼう」蔦重、ついに覚醒!吉原者が“作り笑顔”で市中の地本問屋たちを確実に刺し返す!【前編】 (2/10ページ)
今回は、「策士ぶり」が光るようになった蔦重、新しく目覚めた「狂歌」の魅力、心強き味方・太田南畝(おおたなんぽ/桐谷健太)の登場などに注目。「来し方」を振り返りつつ「行く末」を考察してみました。
「ふざけんじゃねえ…やったのみんな俺だろ!!」の反撃よ、今!地本問屋・西村屋との確執は、『雛形若菜(ひながたわかな)』から始まりました。
呉服屋が売り込みたい着物を遊女に着させ、カラーの錦絵にした画集です。呉服屋にとっては着物の広告になるので「入銀」(本の購入予約者が先にお金を払う)させるという仕組み。遊女にとっても、自分の宣材になる写真集のようなものなので、顧客である呉服屋の旦那に入銀をねだります。
このアイデアは、平賀源内(安田顕)からヒントをもらい、蔦重が企画して本として形にします。ところがさっそく呉服屋に営業をかけても、知名度の低い蔦重が作る本には、なかなか話に乗ってくれません。
その頃、すでに有名だった西村屋が「一枚かませてくれ」といい、参加します。
有名な西村屋が参加したことで呉服屋たちも、次々に入銀を快諾。