「べらぼう」蔦重、ついに覚醒!吉原者が“作り笑顔”で市中の地本問屋たちを確実に刺し返す!【前編】 (3/10ページ)
素晴らしい本ができあがるのですが、「西村屋」と「耕書堂」の連名で、江戸市中で本を売ることに鶴屋も鱗形屋(片岡愛之助)も反対します。そして、耕書堂の名前を外し「西村屋ひとり版元」で売ることになってしまいました。
亡八の旦那たちさえ「おめえさえ手を引けば丸く収まる」と言い出す始末。
アイデアも制作もすべて自分がやったのに、手柄だけを横取りされた蔦重。
「ふざけんじゃねえ…ふざけんじゃねえよ!やったのみんな俺だろ!!」の叫びは今だに忘れられ得ません。
200年以上経過した、令和の現代でも「無名の人間の企画や手柄を横取りする」というのは、出版業にかぎらず慣習のようになっているところがありますよね。蔦重の憤りがリアルに伝わってくる場面でした。