「べらぼう」蔦重、ついに覚醒!吉原者が“作り笑顔”で市中の地本問屋たちを確実に刺し返す!【前編】 (9/10ページ)
見徳一炊[夢]喜三二 戯作 国立国会図書館,デジタルコレクション https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100394821/
もともと日本人は「◯◯番付」のようなものが好きだったようですが、現代にも通じる「今年人気のベストセラーランキング」のような本が、この時代から出版されていて、作り手もそれを見て一喜一憂しているのが、非常に興味深いですよね。
蔦重が訪れた太田南畝宅は、家具のない部屋、焼けたたたみ、障子の当て紙……みるからに「金がない」家に住んでいる様子。赤子をあやしながらガハハハハと笑っている姿は、とても「売れっ子」というイメージからは遠いものでした。ところが、この人物、とんでもない天才だったのです。